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2016年2月21日日曜日

乳酸菌とビフィズス菌の違い




最近腸内細菌叢や腸内フローラという言葉をよく耳にします。


その中には善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌の3種類があります。

善玉菌には乳酸菌、ビフィズス菌そして酪酸菌(らくさんきん)の3種類があります。

サプリメントとして販売されているのは乳酸菌とビフィズス菌です。


2013年1月27日の読売新聞の記事によると体内や皮膚の表面を合わせて常在菌は1000兆個いるそうです。主な場所は以下の通りです。
口腔  100億個
皮膚  1兆個
胃   1万個
小腸  1兆個
大腸  100兆個
泌尿器や生殖器 1兆個

主な場所の合計でも100兆強ですので、残り900兆個は体内のあらゆる器官に潜んでいるということです。

生物はすべて腸から進化をとげており源です。人間の腸に100兆個以上の細菌が住み着いているのは興味深いことです。

乳酸菌等の力をかりて腸内環境を健全にして健康を保つことは非常に重要です。

腸内の細菌のバランスは研究の結果、善玉菌20%、日和見菌70%、悪玉菌10%が良いとされています。

日和見菌(ひよりみきん)とは腸内のバランスで悪玉菌が多くなれば悪玉菌の味方をする、善玉菌が増えれば善玉菌の味方をする菌です。

仮に腸内バランスが悪玉菌20%、善玉菌10%のように悪玉菌優勢になると日和見菌が悪玉菌に味方をして腸内環境は悪化します。

様々な病気の原因となります。


しかし、不思議なことに善玉菌が100%の人もいませんし、悪玉菌が100%の人もいません。

又、善玉菌が20%を超えて40%や50%になることもないようです。素人は善玉菌が増えれば増えるほど良いように思いますが。実際はそれも良くないようです。

結論として、善玉菌20%を目標にして腸内環境を整備するよう食生活やライフスタイルを整備すべきであると言えます。

キッズプロバイオティクス
子供用のプロバイオティク製品もあります


乳酸菌等の善玉菌を食物として体内に取り入れることをプロバイオティクスと言います。

ビフィズス菌やアシドフィルス菌等の菌は見つかっている種だけでも、約100種類あります。研究が進んでいるもの、まだ未解明であるものがあります。

個々人にとってベストな乳酸菌は違います。むしろ複数の組み合わせが良い場合が多いのです。また量も大事です。外部から乳酸菌をサプリメントやヨーグルトとして取り入れる場合は、生菌で1日に100億個がひとつの目安なります。これより少なくても効果は期待できませんし、多ければ下痢等の症状を起こす人もいます。

さらに、加齢やライフスタイルの変化で腸内環境は変化するので以前良く効いた乳酸菌が全く効果がなくなる場合もあります。

自分の体調を観察しながら、プロバイオティクス製品の種類を変えてゆくことが大切です。

さて、善玉菌の主な生息場所ですが、

ビフィズス菌は大腸であり、量的には99.9%を占めています。
乳酸菌はわずか、0,1%です。

一般的に乳酸菌サプリメントや飲料を飲めば、便秘を解消してくれると思っている方がいますが、実は、99,9%を占めているビフィズス菌の方が重要です。

乳酸菌は主に小腸で活動しているので外部からの異物に対応する免疫システムに大事な役割を果たしています。



★最も研究論文の多い乳酸菌製品


体内には1000兆個の常在菌がいます。特に大腸には最も多い100兆個が住み着いています。乳酸菌やアシドフィルス菌等のプロバイオティクス・サプリメントを飲んで腸内環境を改善して健康を維持することは重要です。

その場合の注意点として、単菌より、複数の乳酸菌とビフィズス菌の組み合わせの製品を摂取する方が良いとされています。

また菌種の組み合わせや量は個々人の遺伝子や腸内フローラの状況によって違います。

様々な製品を試して、現在の自分に合った製品を探す必要があります。

さらに、同じ人でも加齢により腸内フローラは変化してゆきます。

変化に対応してプロバイオティクス製品を変えることも大切です。


【結論】

便秘には、ビフィズス菌主体の製品を、免疫力のアップには乳酸菌主体の製品を選択する。

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