ツナ缶（マグロの缶詰）にDHA/EPAは入っているか
缶詰のマグロとサーモンは、オメガ3脂肪酸DHAとEPAだけでなく、タンパク質の摂取に役立つ便利な食品です。
しかし、マグロとサーモンのDHAとEPAの量は製品により大きく異なります。
又、高い濃度の水銀とヒ素が含まれている可能性もあります。
缶の表示ラベルは、ほとんどの場合この情報を提供していません。
アメリカの第三者機関によるテストでは以下の結果が出ています。
マグロの缶詰とサーモンの缶詰に含まれているDHAおよびEPAは、45mgから1,200mgを超える製品まで様々な製品がありました。
多くの製品には、一日の推奨量である250mgが含まれていませんでした。
さらに、2つの製品は、そのラベルに記載されているDHAおよびEPAが有意に少なかった結果が示されました。
さらに、製品の半分が1週間に1回または2回以上食べるべきではないという量の水銀やヒ素で汚染されていました。
この結果は、ビンナガマグロ、カツオ、キハダマグロ等種類を問いませんでした。
［結論］
１，ツナ缶には、水銀やヒ素で許容量を超える製品がある。
２，有効成分のひとつであるDHA/EPAは製品により含有量が大きく異なる。
３，製品ラベルにロット毎に有害物質検査結果とDHA/EPA含有量表示がある製品を選択すべきである。
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