ボストンの研究者は、沢山マグネシウムを摂取すると糖尿病を発症するリスクが低いと報告しています
2013年10月2日オンライン版のthe journal Diabetes Careの記事です。
タフツ大学のニコラM. マキューン氏と共同研究者は糖尿病の有無にかかわらずマグネシウムを補充すると血糖コントロール、インスリン感受性、およびβ細胞機能を向上させることができると発表しました。
これまで行われてきたこれらの臨床試験の期間は比較的短いされています。おおくは6ヶ月以内でした。
またインスリンの恒常性や代謝に関連する、マグネシウム摂取の観察研究のほとんどは、横断的でした。
そのため、インスリン代謝に及ぼすマグネシウムの摂取量の長期的な影響に関する知識は欠乏していました。
今回の研究では、世界的な長期間にわたる心臓研究で有名なフラミンガム心臓研究の第二世代から2582人の男女を選択しました。
1991年から1995年の間、被験者は、経口ブドウ糖負荷試験と栄養アセスメントを含む健康診断に参加しました。
そして、1998年から2001年まで、フォローし、再検討しました。
参加者の36%は、1991年から1995年の検査時には、空腹時血糖、耐糖能異常、インスリン抵抗性や高インスリン血症等をもち代謝障害を有するとして分類されました。
上記条件にあてはまらない人でも18%がフォローアップ期間終了時には代謝障害を発症していました。
フォローアップ期間中、マグネシウムを食品やサプリメントから摂取していた上位25%は、最も少ない量しか摂取していなかった下位25%に比べ糖尿病のリスクは37%少なかったのです。
代謝障害として分類されていた被験者のうち16.6%の人がフォローアップ期間終了までに糖尿病と診断されました。
しかし、最も多くマグネシウムを摂取していた上位5%は、もっとも少ない量しか摂取していなかった下位5%に比べ発症のリスクは32%低かったのです。
【結論】
もっとも多くマグネシウムを摂取していた人の糖尿病にかかるリスクはもっとも少なかった人に比較して半分でした。
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