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2013年9月29日日曜日

DHA/EPAの血中レベルが高いと糖尿病のリスクは低減します






男性ではオメガ3多価不飽和脂肪酸(DHA/EPA)のレベルが高いと糖尿病のリスクは低減することがわかりました。


The journal Diabetes Careの2013年9月11日オンライン版に記事の紹介です。

ω-3多価不飽和脂肪酸の血漿中のレベルと2型糖尿病のリスクの減少との関連です。

フィンランドのクオピオのthe University of Eastern Finland's Institute of Public Healthにおける研究です。

虚血性心臓病の危険因子の研究に参加した2,212人の男性データを検証しました。


被験者は年齢42から60歳であり、1984年から1989年の間2型糖尿病ではなかった男性の血液サンプルを分析しました。

血液サンプルは、オメガ-3脂肪酸エイコサペンタエン酸(EPA ) 、ドコサペンタエン酸(DPA ) 、ドコサヘキサエン酸(DHA )およびα-リノレン酸(ALA )について分析しました。

毛髪サンプルは、水銀、魚の一般的な汚染物質について分析しました。

2型糖尿病の存在は4年後、11年後、20年後の、
空腹時血糖およびブドウ糖負荷試験と医療記録によって確認されました。

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19.3年の平均フォローアップ年数で422人が2型糖尿病と診断されました。

糖尿病リスクのある男性のトップ25%のDPA 、EPA 、およびDHA値は、最も低い1/4の集団に比較して、三分の一低かったことがわかりました。


個々の長鎖脂肪酸を分析したところ、 DHAおよびDPAは、2型糖尿病に対する予防作用があるのではなかとの考えられます。

糖尿病のリスクへの水銀の影響は見つかりませんでした。


ユルキ・ビルタネン博士をメインにした研究者の見解では、オメガ3多価不飽和脂肪酸の糖尿病に対する保護効果は、肥満、高血圧や病気の危険因子である代謝障害脂質を防ぐことに由来すると考えています。


DHAやEPAはさらに、抗炎症作用を有し、脂質の代謝に関与する遺伝子の発現を抑制します。

さらに、定期的に魚を食べる人は、肉の摂取量が減るので、インスリン感受性のリスク増加と関連している飽和脂肪酸の摂取量も減ることも原因と考えています。




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