食事が西洋化するに伴い便秘の人が増加しています。
便秘は長期的には大腸ガンを誘発するので自分なりの解消法を持つことが大切です。
軽度の便秘は水を飲むだけでも解消できます。
水の種類にはこだわらくても毎日1.5リットルから2リットルの水飲むように指導している方が多いようです。
ビールは勿論、お茶やコーヒーもダメです。利尿作用があるので折角飲んだ水が体内にとどまらないで排泄されます。
水の飲み方の諸説があります。大腸の健康で有名な新谷博士は、食事の1時間前に500mlづつ3回飲むように指導されています。
一方西式健康方の本を読むと30分毎に30ml（ウイスキーのストレートグラス1杯分）づつ飲むように記載されています。
漢方では水毒という考え方があり水を飲みすぎると腎臓に負担がかかったり、むくみに繋がると考えられています。
色々試行錯誤してみて、個々人に適した量と飲み方を探して下さい。
また、夏と冬、若年期と老年期でも量を変える必要があります。
【便秘を解消する水の飲み方】
第一段階
水の種類にはこだわらないで、食事の1時間前に500mlを朝、昼、夜の3回飲む。その他の時間には飲まない。（付き合いもあるので、お茶やコーヒーを就業時間中に2杯程度飲むのは問題ありません。）
第二段階（第一段階で便秘が解消しない場合）
水の種類をマグネシウムが多く含まれるものに代える。フランスのエビアンやヴォルビック等の水には、日本の水に比べてマグネシウムが多く含まれています。
このマグネシウムに便を柔らかくする作用があります。
実際に断食をすると便秘になる場合が多いので水酸化マグネシウムを推薦しています。
第三段階（第二段階でも便秘が解消しない場合）
乳酸菌を摂取する。サプリメントでもヨーグルトでもどちらでも構いません。大腸に棲むアシドフィルス菌が数種類含まれているものがオススメです。
ビフィズス菌は主に小腸に棲みついて免疫力アップには役立ちますが便秘には即効性はありません。
一日に摂取する量は、100億個が目安です。製造時と摂取では量が1/3に減っていると思って良いでしょう。
従ってラベルに書いてある量は300億個が基準となります。
第四段階（第三段階でも便秘が解消しない場合）
乳酸菌と酵素を併用する。現在日本でも酵素サプリメントが沢山発売されています。どれが良いのかは個人差があります。お試し価格で色々取り寄せてみて調子を見てください。
第五段階（第四段階でも便秘が解消しない場合）
病院の便秘外来を受診する。一般のクリニックでは便秘の専門医はあまりいませんのでやはり大きな病院の専門医が良いでしょう。
忘れるところでしたが、予約が数年待ちの順天堂大学の小林教授の本は必読です。数種類あり全部読んだ方が良いですが、内容が重なっている部分もあるのでどれが１つ本屋さんで選択して読んで下さい。
水に含まれているミネラル量
財宝温泉
キャッチフレーズ
地下1000mから湧き出る天然アルカリ温泉水
100ml当たり
ナトリウム 6.8mg
カルシウム 0.18mg
マグネシウム 0.02mg
カリウム 0.13mg
硬度 4mg/L
ph 8.9
奥大仙の天然水
奥大仙の広大なブナの森に降る雨水が
20年以上かけて清冽な天然水に
ナトリウム 0.4mg～1.0mg
カルシウム 0.2mg～0.7mg
マグネシウム 0.1～0.3mg
カリウム 0.2mg～0.6mg
硬度 20mg/L
エビアン
フランスで採水された世界的に有名なミネラルウオータ
ナトリウム 0.7mg
カルシウム 8.0mg
マグネシウム 2.6mg
硬度 304mg/L
ph 7.2
水酸化マグネシウム使用上の注意：
水酸化マグネシウムを摂取する前は、マグネシウムに対するアレルギーや他のアレルギーがある場合は医師または薬剤師に相談する必要があります。
水酸化マグネシウムにはアレルギー反応または他の問題を引き起こす可能性がある成分を含有している可能性があります。
また腎臓い障害がある場合も相談すべきです。
また、虫垂炎、マグネシウム制限食を継続している場合も同様です。
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