ふたつの植物エキスの組み合わせが肥満成人の体重を８週間で5.2kg減少させたことが報告されています。-第29回全米学術肥満総会-
100人の被験者に1日に400mgを2回、スファランサス インディクスの花とマンゴスチンの皮の抽出成分を与えてグループとプラセボのグループに分け無作為化二重盲検対照試験を実施しました。
すべての参加者は2000 CAL /日の食事に設定し、週に5回、適度な歩行運動を行うように指示されていました。
2週間後、植物抽出物を飲んだグループは約1kg痩せました。プラセボ群よりも2.7倍以上の結果となりました。
8週目では、植物抽出物群は有意にそれぞれ、ウエストで約11センチ、ヒップで約6センチの減少が見られました。
体重やウエストサイズの減少に加えて、植物抽出物群は、血中グルコースおよび血清脂質が改善しました。
脂肪燃焼作用のあるホルモンであるアディポネクチンも植物エキス摂取グループが増加していました。
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| スファランサス インディクスの花 |
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| マンゴスチン |
加齢に伴い、美容的に見苦く健康にも有害な脂肪細胞のエリアは拡大し集積されます。
最大の懸念は、脂肪細胞が腹部に深く堆積することです。この「内臓脂肪」はウエストラインに貯蔵されている脂肪より問題があります。
内臓脂肪は、炎症性サイトカインを大量生産することで有名な化学的に活性な組織です。
おなかの脂肪を膨張させることは、メタボリックシンドロームとその致命的な結果を誘発する毒性のサイトカインから常に攻撃されているということです。
この問題を解決する手段のひとつが植物エキスによる、腹部の脂肪細胞蓄積を防ぐ研究です。
研究室では、スファランサス・インディクスエスとマンゴスチンの植物エキスの組み合わせが肥満成人の体重を８週間で5.2kgウエストで約11センチ、ヒップで約6センチ減少させたことが報告されています。とマンゴスチン抽出物が強力に脂肪生成を妨げることがわかりました。
スファランサス・インディクスエスを単独で使用した場合でも、最大65%まで脂肪の貯蔵が阻害されました。
また、脂肪燃焼においても、スファランサス・インディクスエスとマンゴスチン抽出物は最大56%まで促進しました。
つまり、実験室の結果ですが、脂肪の増加と現在蓄積している脂肪の分解の両方に有効である可能性があるということです。
研究者は、スファランサス・インディクスエスとマンゴスチンエキスを同時に使用するとさらに効果的ではないかと考えています。
また新しい発見として脂肪細胞形成と分解に関与している６つのゲノム経路の活性を調節することがわかりました。
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