アメリカの病院では、糖尿病の人でもスイーツを食べることを禁止していないようです。
糖尿病の人の食物は、健康食品に焦点を当てていますが、お菓子を必ずしも食べてはいけない訳ではありません。
大切な点は、食事プランにいかにスイーツを含めるかです。
罪悪感や大幅な血糖コントロールへの阻害がなく、たまにはお菓子を食べることができます。糖尿病食のキーワードは節度です。
何年もの間、糖尿病を持つ人々は、お菓子を避けるように言われてきました。しかし、研究者の間では糖尿病者の栄養についての理解は変わってきています。
総全炭水化物は数えるものです。
かつて蜂蜜、お菓子とその他のデザートは、果物、野菜やジャガイモ、パスタや全粒粉パンなどの「でんぷん」に比べて、速く、より高くあなたの血糖値を上げるとされてきました。
しかし、こらは真実ではありません。お菓子は食事プランの中で他の食品と食事バランスをとって食べている限りは大丈夫です。
タイプが異なる炭水化物は血糖値に大きな影響を与えますが、本当に重要な事は炭水化物の総量です。
しかし、エンプティカロリー（栄養成分がなくカロリーばかりある食物）は食べ過ぎてははいけません。
糖尿病者の全体的な栄養計画の中にスイーツを盛り込むことが最善の方法です。
キャンディ、クッキーとその他のデザートは、あまりビタミンやミネラルを含まず、脂肪やカロリーが高いとされています。
スイーツを食べることは、カロリーを食べることですが精神的な満足感は上昇します。
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| バニラカップケーキ |
■ケーキをどうやって食べるか
スイーツは、ミールプランの中では炭水化物としてカウントされます。
パン、トルティーヤ、米、クラッカー、穀物、フルーツ、ジュース、牛乳、ヨーグルトやジャガイモなどと同じ範疇です。
他の炭水化物の量を減らして、お菓子を代入することで総炭水化物の量を増加させないのです。
そのためには、二つのオプションがあります。
ひとつは、食事中の炭水化物食品をスイーツに変更します。
二つ目は高炭水化物食品を、低炭水化物食品に代えて差分を、スイーツに交換します。
例を見てみます。
アメリカの典型的な夕食として、胸肉のグリルチキン、ジャガイモ、全粒パン、野菜サラダ、新鮮なフルーツがあります。
もし食事の後に、小さなカップケーキが欲しい場合は、同じ食事で総炭水化物カウントを維持する方法を探します。
カップケーキを食べるためには、パンのスライスや新鮮な果物をカップケーキと交換するのです。
あるいは、ブロッコリーのような低炭水化物野菜とポテトを交換してください。
そうすると、総炭水化物カウントを保持したままでカップケーキを食べることができます。
ただし、カップの大きさに注意が必要です。デザート中の総炭水化物カウントが大幅に異なるからです。
できるだけ正確にあなたの炭水化物カウントを推定することが大切です。
食品を買う場合は、貼ってあるラベルをよく読み、不明の点は通院しているクリニックの栄養士に相談することが大切です。
各食品中の総炭水化物を良く見て、1食分の炭水化物の量を推定してください。
【結論】
1日の総炭水化物量を変更せず、バランスの良い食事プランの中にスイーツを入れる。
【注意】
総炭水化物量と総カロリーは異なる指標です
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