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2013年12月9日月曜日

ラクトフェリンの効果と副作用




ラクトフェリンは、タンパク質の一種で、ほ乳類の唾液や涙などの分泌液、特に出産直後の母乳に多く含まれています。


ラクトフェリンは鉄分と結合しやすい特質があり、ラクトフェリンの摂取により体内にいる細菌が生きていくために必要な鉄分を奪うことになり、細菌の増殖を抑えたり、死滅させる働きがあります。

また、鉄分がラクトフェリンと結びつく事で体に吸収されやすくなり、貧血の改善、予防に役立ちます。

大腸菌、O-157、ピロリ菌、水虫菌、C型肝炎ウィルス、B型肝炎ウィルス、ヘルペスウィルスなどに対する有効性が研究されています。

ラクトフェリン摂取により、腸内の悪玉菌に必要である鉄分を奪うことで増殖を抑え、善玉菌であるビフィズス菌を優位にし腸内を安定させます。

ラクトフェリンはドライミルクに配合されていたり、最近ではヨーグルトにも含まれています。

ただし、日本の牛乳は加熱処理がされているので熱に弱いラクトフェリンは牛乳からは摂取できません。

アシドフィルス菌等の腸内環境を整えるサプリメントとの併用がオススメです。


■ラクトフェリンを飲む時の注意

ラクトフェリンは、免疫活性物質として作動するかもしれません。

研究によるとラクトフェリンレベルの上昇は、リンパ細胞白血病とすい臓炎で見ることができます。その他の予期しない副作用が起きる可能性もあります。

自己免疫疾患または、アレルギーの人は、最初は少量から始め、医師に相談して下さい。

妊娠中には使用しないでください。 ラクトフェリンの体内での正常な生産は、妊娠期間中に大幅に減少します。その期間は、必要性が減るのではないかと考えられています。

■ラクトフェリンサプリメント

ラクトフェリンサプリメントには大きく分けて3種類あります。当然ラクトフェリンが多く入っている製品の価格が高くなっています。

  • 95%以以上の純度のラクトフェリンのみの製品
  • ラクトフェリンと初乳の混合製品
  • ラクトフェリンとビタミン、抗酸化成分、強壮ハーブ、ミネラルの混合
ラクトフェリンサプリメント
95%以上の純度のラクトフェリンサプリメント

■ラクトフェリンはどのくらい飲むべきか

アメリカでは通常、1日に300 mgから1000 mgが推奨されています。

C型肝炎で1日に1.8 gから3 gが推奨されています。

■ラクトフェリンと感染症

ラクトフェリンを飲むと感染症と戦う能力が向上します。

PubMed.govによれば、森永乳業株式会社によって行われた研究では、ラクトフェリンの摂取が消化管及び身体の他の部分における感染を阻害することを示しました。

この研究は、ラクトフェリンの摂取がヘリコバクター・ピロリ菌やC型慢性肝炎によって引き起こされる感染症に対して有効であることが示されました。

■ラクトフェリンと炎症

ラクトフェリンには、炎症を軽減することができる成分が含まれています。

アメリカンカレッジニュートリション・ジャーナルによると、ラクトフェリンは免疫系の最前線にある本質的で多機能なタンパク質とのことです。

このタンパク質は、呼吸器および消化管などの感染症の部位での強力な抗炎症剤であることが示されています。

■ラクトフェリンと癌

ラクトフェリンは、抗癌特性を有するとされています。

ラクトフェリンはマウスによる実験で、固形腫瘍の増殖を阻害し癌細胞の拡大を防止することが示されました。

この実験ではラクトフェリンは、皮膚癌および白血病などの極めて攻撃的で、高度に転移性形態をもつガンの環境下で投与されました。

ラクトフェリンは、肺や肝臓などへの転移からこれらの癌を阻害しました。

■ラクトフェリンとにきび

体内のラクトフェリンレベルが少ないと、にきびのような炎症が発生しやすくなります。。

PubMed.govによれば、脂漏性眼瞼炎に罹患した患者の涙中のラクトフェリン濃度が低かったことが分かっています。

眼瞼炎とは、まつげに鱗のような物が形成され赤み、かゆみ、腫れまぶたが現れる現象です。

ラクトフェリンは、細菌に必要な鉄分を奪いニキビを改善することができます。

■ラクトフェリンとダイエット

脂肪症を減少させるのにラクトフェリンの役割が脂肪細胞培養研究において発見されました。

ラクトフェリンは、特に脂肪細胞における脂肪の蓄積、ならびに新しい脂肪細胞の形成を阻害することが発見されたのです。

マウスの研究では、ラクトフェリンが豊富な食事をすると脂肪が減少し、抗肥満効果がある可能性がわかりました。


マウスでの別の研究では、ラクトフェリンが多く含まれている乳清タンパク質を摂取すると従来と同じ食事内容でも、脂肪増加および脂肪肝形成を防止することがわかりました。

さらに、カロリー制限食中ではいっそう脂肪を減らすことがわかりました。

研究結果を見ると、ラクトフェリンは人間でも同様に機能すると思われます。

ラクトフェリンの血中濃度が高いとBMI (肥満指標)に関連付けられている、ウエストヒップのサイズ、および空腹時トリグリセリドおよびグルコース濃度が低くなりました。

健康な22歳から60歳までの男性と女性が8週間に渡り腸溶性コーティングのラクトフェリンを毎日300mg摂取した注目すべき研究があります。

被験者は、普通の食事をしました。プラセボと比較してラクトフェリンサプリメント摂取グループは、内臓脂肪が12.4%の有意な減少をもたらしました。

ラクトフェリングループは、平均で1.5kg体重が減少しBMIは0.6減り、ヒップ周りは2.5cm減少しました。ウエスト周囲も4cmの減少がありました。

一方プラセボグループは体重500グラムの減少に留まりました。

以上の結果からラクトフェリンは腹腔内脂肪の蓄積に対抗する有望なサプリメントであると考えられています。


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