亜鉛の補完により前糖尿病の男性と女性のグルコース処理能力の向上がわかりました。
Diabetes Research and Clinical Practiceの2016年5月号の記事です。
小さな多くの研究は、亜鉛補給は、グルコースのハンドリングを改善することを示しています。(M.R. Islam of Australia's University of Newcastle and Hunter Medical Research Institute and colleagues.)
二重盲検、無作為化プラセボ対照試験によると、前糖尿病成人の亜鉛補充は空腹時血糖とHOMA値(インスリン抵抗性の指標)を改善しました。
これにより最終的には、 2型糖尿病の発症を防止することができます。
世界で最も亜鉛欠乏地域の一つであるバングラデシュの55人の前糖尿病患者に毎日30㎎の硫酸亜鉛またはプラセボを投与しました。
その結果有意に、空腹時血糖値は低下しました。
潜在的なメカニズムとして、亜鉛は、インスリンの作用および炭水化物代謝に必要であり、β細胞を破壊するサイトカインレベルを緩和するからだと考えられています。
β細胞(ベータ細胞)とは膵臓のランゲルハンス島に存在する細胞で、血糖値を感知し必要に応じてインスリを血中に分泌する細胞です。
この研究では、1日に30㎎摂取していますが、日本における推奨値は成人で3㎎から15㎎、アメリカでは10㎎から15㎎です。
亜鉛サプリメントは体内に吸収されにくいので個々人で最適な製品を選択することが重要です。
グルコン酸亜鉛とキレートされた亜鉛の相違について
★アマゾンで亜鉛サプリメントを探す★
★楽天市場で亜鉛サプリメントを探す★

