コエンザイムQ10とユビキノールのどちらを飲むかよりも大切なポイントは吸収率です
コエンザイムQ10を飲むとすぐに体内でアクティブなフォームであるユビキノールに変換されます。
もし100mgのユビキノール(しばしば、COQH-10と表示してあります)を飲むと同じ100mgのCOQ10(ユビキノン)と比較して体内では、より多くの活性化合物が生産されます。
端的に言えば同じ効果を得るには、ユビキノールはCOQ10より少ない量で良いと言えるかもしれません。
しかし、ユビキノールを飲むかCOQ10を飲むかよりももっと重要なポイントは両方とも脂溶性物質であるということです。
吸収率を著しく高めるためには、脂肪分の多い食事と一緒に摂ることが大変重要です。
あるいは、脂肪を含んだ成分や溶解を促進する化合物が含まれていることでも良いでしょう。
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動物実験の結果では、実はほんの少量しかCOQ10は体内に吸収されません。しかし飲むことにより、血中のCOQ10の濃度は有意に増加して効果があります。
タブレットやカプセルのコエンザイムQ10は、消化管に脂肪や油があるときに一番よく吸収されます。つまり、脂肪を含む食事中に一緒にCOQ10を飲むのがベストであるということです。
油を含むソフトジェル状のCOQ10も同様に良く吸収されます。
この場合、米ぬか油、大豆油、ヒマワリ油、ビタミンE、および中鎖トリグリセリドがしばしば使用されます。成分表をよく見ることが大切です。
人間におけるCOQ10の活性度比較があります。
Q-GELを含んだCOQ10ソフトジェルを飲んだ場合、油の溶けたCOQ10、カプセル状のCOQ10、タブレット状のcoq10の2倍の血中濃度を示しました。
同様にALL-Qのcoq10もQ-GELと同様の結果を残しました。
しかし、Q-SORB(米ぬか油が成分としてあるが油には溶けていないもの)のCOQ10はALL-QやQ-GELには及びません。
実は、水溶性のCOQ10もあります。Chew-QやHydro-Q-Sorbと言われているシクロデキストリン複合体がそれに該当します。
実験室の結果ですが吸収率は増加しています。
水溶性COQ10は脂肪分と一緒に摂取すべきではありませんが、食事と一緒に飲むのがベストです。
なぜならば、食事と一緒に摂取すると腸管を通過する時間が長くかかるからです。
腸管からは、ビタミン、ミネラル等の成分も同時にゆっくり吸収されます。
空腹時に飲むといけない理由は、吸収する間もなく急速に通過するからです。
【結論】肉を食べる場合は、脂溶性のCOQ10を飲み、ベジタリアンや脂肪の無い食事をとる場合は水溶性のCOQ10を飲むのが良い。
ALL-Q、Q-GEL、Q-SORB、Chew-Q、Hydro-Q-SorbはCoq10の登録商標製品です。
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