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2015年2月15日日曜日

チョコレートは認知機能、記憶力回復に役立ちます




チョコレートは記憶低下を反転する


もし、車を駐車した場所を忘れたり、鍵をどこに置いたか思い出せない場合は、加齢に伴う典型的な認知機能低下が起きている可能性があります。


しかし、あまり心配することはありません。中高年には、フラストレーションが原因でよくあることです。

ネイチャー・ニューロサイエンスのオンライン版に掲載されたコロンビア大学によって行われた研究によると、カカオ・フラバノールが、加齢に伴う記憶機能低下を逆転することがわかりました。


ビターチョコレートにのみ記憶力回復効果があります

この研究の目的は、加齢に伴う脳記憶機能低下の原因を決定し、カカオが低下をくい止めることができるかでした。

50歳から69歳の37人のグループに3ヶ月間毎日カカオ飲料を飲んでもらいました。

ひとつのグループは1杯に900mgの高濃度フラボノールを飲んでもらい、他のグループは10mgの低量フラボノールを摂取してもらいました。

3ヶ月経過後に、MRIとメモリーテストで両グループの比較を行いました。

高フラバノール群で記憶機能が有意に改善されたことが分かりました。

高フラバノールを飲んだグループは、メモリーテストの結果もよく、海馬も改善されました。

研究者の一人のスコット博士によると、典型的な60歳の記憶能力の人が30歳から40歳のレベルまで回復したとのことです。

海馬の構造は年齢とともに低下します。


研究で使用したチョコレートは、生のカカオから抽出され、フラバノールを高濃度に含む製品です。

カカオを80%から90%含むダークチョコレートです。

甘く味付けされたチョコレートには栄養素はほとんどありません。

ここで「カカオ」と「ココア」と「チョコレート」の違いを確認してみましょう。

中央アメリカ・南米が原産地のカカオは豆のまま収穫します。

この豆を焙煎や圧搾してカカオマスと言う中間物質を作ります。

カカオマスから脂肪分であるカカオバターを取り除いたものがココアです。

一方、カカオマスにカカオバターやミルク・砂糖などを加えて固形化した物がチョコレートです。

チョコレートでも、砂糖やミルクを加えない物がビターチョコレートです。

また、カカオ豆に含まれてる有効成分のフラボノール濃度は、産地や抽出方法により相違があります。

実際、普通のココアやダークチョコレートにはフラボノール濃度は記載されていません。

アメリカでも、サプリメントメーカーのチョコレートやココアに記載されているだけです。

この点が、毎日900mgのフラボノールを含んだチョコレートやココアを摂取する場合の最大の問題となります。

つまり、少量しかフラボノールが入ってなければ、チョコの量を増やす必要があります。

カロリーオーバーになってしまい、逆に健康に悪いことになりかねません。

フラボノールはお茶、ベリー類、ワイン、柑橘類にも含まれています。

それらも、毎日摂取して下さい。

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