2014年1月21日NHKの「ためしてガッテン」で「天気が悪いと痛み出す 肩こり頭痛関節痛古傷大解消SP」が放送されました。
雨が降り始める前に、膝、腰、首等が痛くなる現象です。
天気痛は英語で「Weather pains」と言います。
天気痛、気象関連痛と言われているこの病気は、他に分類されないその他の特定の反応作用として分類されています。
アメリカでは特に関節痛や偏頭痛が多いようです。天気痛の根本原因は、はっきりわかっていないようです。
気圧と温度の変化により関節が固くなり侵害刺激反応を高める微妙な動きをトリガーすることにより発生する。
このような変化は炎症をもつ敏感な関節が動作することにより特に問題となる。
気圧の変化により体が大気から受ける圧力も変化する。これにより抹消神経を敏感にさせ気温や湿度の変化につれ炎症が有った部位の痛みが増加するとあります。
日本の最新研究では、さらにメカニズムを明らかにしています。
気圧の変化に伴って、内耳にある気圧センサーが反応して交感神経優位となり、末端の神経から痛みの情報が脳へ届けられるようです。詳しくはNHKのためしてガッテンのホームページに記載してあります。
基本的には、痛みの真の原因をMRIなりCTで特定して手術等で解決できればよいのですが
はっきりと特定できない痛みや直らない痛みの方が多いようです。
痛みを軽減する方法として
①乗りもの酔い止め薬を予兆を感じたときに飲む
②瞑想や他の手段でストレスを軽減して脳の側坐核を活性化させる。
があります。
瞑想する少女 |
瞑想により、脳内麻薬と言われる物質を放出させる。多分エンドルフィンのことだと思います。エンドルフィンには強力な鎮静作用があります。
瞑想により、ドーパミンが半端でなく多く出るのは知っていましたが、エンドルフィンも出るようです。
但し、誰にでも出来る方法ではありません。
ストレスにより側坐核の機能が低下するとのことなので、実際にドイツで行われている「痛み天気予報」も有効とのことです。
普通の天気予報のように、どこどこ地域に住んでいる人の天気痛は強いとか無いとかの情報を提供してくれます。
明日になったら晴れると思えば、もう少しで楽になるのでストレスが低減し側坐核の機能も向上し、痛みが軽減するメカニズムです。
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